ヘンリーウィンターマンズ ハーフコロナ(HENRI WINTERMANS)

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評価:【A+】
価格:150円/本
箱価格:750円/5本
時間:35分
分類:ドライシガー
生産:オランダ
サイズ:長さ:105mm 太さ:12mm
加湿:店舗で加湿管理

■見た目
コストパフォーマンスが素晴らしい、と私の周囲でも評判の本品。
紙箱の中に、1本ずつフィルム包装されて入っている。

色はオーソドックスな茶色。
表面はぴっちり隙間なく巻かれている。
触れると見た目よりも重量は軽く、表面付近は柔らかい。
香りは乾燥傾向の木系の香り、といった印象で、辛味も連想させる。

吸い口は予め用意されているので、カットは不要。

着火、14:10。

■序盤
着火直後、吸い込んだ分だけダイレクトに煙が届く。
フィルター効果による減速が少ない感覚で、吸い込む勢いのまま、ストーンと煙が口内に飛び込む感じ。
味わいは、軽めの鰹節系を含んだ木系の旨味。
人によっては、渋味と表現される場合も。
その裏側には多少の辛味も存在する。
樹脂系というか、揮発性油系というか、独特な風味もある。
価格から想定していた味わいよりも、複雑で面白い。
吸い込みは、軽め。
灰の色は、ほぼ白。

■中盤
味わいに落ち着きが出てくる。
尖りのあった部分がコクでまろやかに尖りを削がれる感覚。
このあたりで、ん、旨いぞ、と思うに至る。
コクにより深みのある木系の旨味となり、また、全体が柔らかい丸みを帯びた味わいとなる。
先程よりも煙のダイレクト感も気にならない。
辛味は背景的な役割で、目立ちすぎず、良い立ち位置をキープする。

■終盤
背景にあった辛味が前面に出てくる。
はじめに舌に尖った刺激を与えるような辛味を感じ、その後に鰹節系や樹脂系を含む旨味を感じる。
コクは控えめに感じられる程度。
この終盤は、よくありがちなコクによる重々しい傾向の終盤ではなく、辛味が遠慮なく前面に出る荒々しい傾向の終盤である。
面白い。
このあたりは、オランダ製のシガリロの特徴とも合致するような味わい。
例えるならば、赤ジノにも見られるような、尖りある辛味そのものが、主役になり得る旨味でもある、というようなもの。
その感覚をサイズアップしたものが本品の終盤であろう。
このあたりは中々に好みである。


■後味
14:45、喫い終わる。
後味は尖った辛味、その背景に旨味。
口直しは辛味が苦手ならコーヒーを、辛味が好みなら不要。


■評価:【A+】
(鰹節系と樹脂系を含む木系の旨味と、辛味とか、主役を奪い合う)
序盤の印象は、ああ、価格なりのストーンと直線的な味わいだな、という物足りない印象。
しかし、鰹節系や樹脂系の風味を含む木系の旨味は中々によい。
中盤は、コクにより味わいにまろやかさを感じるとともに、背景的な辛味の役割が秀逸。
終盤に至り、辛味の尖りある味わいが前面に出て、荒々しい旨さとなる。
旨味は損なわれないあたりが素晴らしい。
やはりコストパフォーマンスは高い一品、デイリードライシガーとするに値する味わいの面白さがある。


■購入
通販購入用リンク:

●【購入は上記をクリック】(5本 750円)